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アンケート結果:result of the questionnaire「親子のコミュニケーションと住まい」についてのアンケート結果発表
住まいづくり研究所では、2007年2月20日より「親子のコミュニケーションと住まい」についてのアンケートを実施し、ご結婚されている女性の方 556名の方がご協力くださいました。この場をお借りしてお礼申し上げます。
1)
子どもの成長を考える上で大切なことは、次のうちどれだと思いますか?
グラフ:01  
その理由
「親子のコミュニケーション」と回答した方の理由
・親子夫婦の関係がいい家庭の子供は精神状態が安定していて間違いがない、といわれるから。(34歳/長女7歳・長男6歳)
・日々、精神的に安心して過ごすことが成長過程では何よりも大切なポイントだと思う。(46歳/長男20歳・次男19歳)
「友達とのコミュニケーション」と回答した方の理由
・主人が転勤族で、何回か幼稚園も変わっていますが、その度に子供の様子も大きく変わります。親よりも友達の影響の方が強いんだな、と感じます。(32歳/長女7歳・長男6歳・次女1歳)
・よい友達関係を築くことは大人になって社会に出てからもすごく役にたつと思います。(38歳/長男8歳、次男5歳)
「兄弟・姉妹のコミュニケーション」と回答した方の理由
・人生で一番長く付き合う人だから(38歳/長女4歳・長男1歳)
 
2)
親子のコミュニケーションは、充分にとれていると思いますか?また、どのようなコミュニケーションをとっていますか?
グラフ:02
● 子どもの成長には、「親子のコミュニケーションが大切」と認識しているミセス 79%
子どもの成長にとって大切なことは、「親子のコミュニケーション」と回答したミセスは全体の79%と多数を占めました。
その一方で、親子のコミュニケーションを「充分にとれている」と回答したミセスは35%にとどまり、「やや不足気味」と回答したミセスの方が多く(39%)、理想と現実にギャップがあることが確認できました。
第一子の年齢別では、小さな子どもがいる家庭(第一子未就学児層)は「充分にとれている」という回答の比率が44%と高く、第一子が小学生、中学生と年齢が上がるにつれて「やや不足気味」という回答の比率が増加する傾向となり、普段感覚的にとらえられていることがデータからも確認できました。

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3)
どのような親子のコミュニケーションをとっていますか?
グラフ:04 グラフ:04
会話

・ずばり「会話」ではないかと思う。今はまだ年齢が小さいのでそう問題としていないが、これから大きくなるにつれ、その会話が乏しくなっていくのは目に見えている。(35歳/長女5歳・長男2歳)
・会話 まだ1歳なのでちゃんとした会話ではないが、目を見て話すこと(35歳/長男1歳)
・まずは会話。会話の数が多ければ、子供の変化や成長を感じることができると思います。(48歳/長男20歳)
・主に夕飯時、学校のことや色々話します。嫌な事があったと話したときには、しっかり話を聞いて、本人が解決策を考えられるようにサポートしています。(38歳/長男10歳・次男8歳・長女4歳)
・一緒にいる時間を長くし、いろいろなことを話し、疑問を持っていれば解決してあげること。(39歳/長男7歳)

・話をじっくり聞いてやること、愛情を注いでいるんだよ、とアピールすることなど(27歳/長男6歳)
・その日にあったことを聞き、問題がある場合はどうしたらよいかを話し合う。夫婦でもコミュニケーションをよくとるようにする。(35歳/長男7歳)

・保育園から帰ってきたらその日のお昼は何食べた?誰と遊んだ??など日常のことを聞いています。親子間でもおはよう、お休み、ありがとう等の挨拶は自然にでるようにしています。(32歳/長男6歳・次男2歳)

一緒に行う

・日常生活を、共に過ごしていく中で、会話をたくさんしたり、喜びを分かちあったり、おいしいものを一緒に食べたり、一緒にお菓子を作るなど、一緒に何かをする時間を多く共有することが大切だと感じます。(32歳/長女2歳)
・お風呂に一緒に入ったり、何となく元気がないときなどはひざの上に載せたり一緒にジグソーパズルをしたり時間を共有すること。(43歳/長女10歳)
・昼間は保育園なので夜の時間帯しかない。お風呂の時間などがその時間になる。(32歳/長男2歳・次男2歳)
・毎日食事を一緒にとること。絵本の読み聞かせ等。(34歳/長男5歳・長女1歳)

スキンシップ

・仕事などの都合で主人と子供とのコミニケーションが不足しがちだと思う。まだ小さいのでとにかく目を合わせてのスキンシップが大切と思う。(33歳/長男1歳)

●子どもとのコミュニケーションは、「会話」・「一緒に行動」・「スキンシップ」の順
自由回答で得た、実際に行っている子どもとのコミュニケーションは、大きく「会話」、「一緒に行動」、「スキンシップ」の3つに分類されました。
子どもの成長過程やシチュエーションによって、親子のコミュニケーションのあり方は様々ですが、普段の何気ない「会話」が基本となり、行動を共にしたり、スキンシップをとりあいながらコミュニケーションをとっていることが言語データからもわかりました。

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4)
住宅の間取りや、ダイニングテーブルやソファなどの家具の配置の工夫で、親子のコミュニケーションをとる上で自分なりに工夫している(しようと思っている)ことがございましたら、ご記入ください。
step 1:空間的なつながり step 3:必ずリビングを通る動線
step 1 写真 step 3 図
空間的なつながりをもたせる吹き抜け 帰宅した子どもが必ずリビングを通るような動線
 
step 5:家事しながら子供が見える工夫 step 7:食事中にTVを見ないしつけ
step 5 写真 step 7 写真
家事しながら子どもが見えるオープンキッチン 食事中テレビを見ない習慣を身に付ける食育スクリーン
●親子のコミュニケーションをとる上の工夫は、7タイプ
親子のコミュニケーションをとるうえで、住宅の間取りなど空間上の仕掛けや、家具の配置など工夫している、または工夫したいと思っている方の自由回答を見ると、大きく7つのタイプに分類することができました。(「」内は自由回答)
1.空間的なつながり
「リビングダイニングは20畳全て吹き抜けにし、2階の子ども部屋とも互いの空気が感じられる設計にした」
2.集まりやすいリビング
「リビングはなるべく広く子どもも遊べる空間を作っています」
3.必ずリビングを通る動線
「玄関からすぐにリビングがあり、リビングを通らなければ2階の自分たちの部屋に行けなくなっている」
4.インテリアの工夫
「リビングでは家具を低くして、みんなでゴロゴロ。机もおもちゃもリビングに置く」
5.家事しながら子どもが見える工夫
キッチンに立っていても、洗濯を干していても、常に子どもの顔が見える」
6.個室にこもらせない工夫
「子ども部屋を作らずに、学習机はリビングから見える和室に置いている」
7.食事中にTVを見ないしつけ
「テレビに向けてダイニングチェアを置かない、食事の時は見えないところで食べたい」

7つのタイプの自由回答につきましては、「おうち*ぶろぐ」上でタイプ別に公開しておりますので、ご覧下さい。
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5)
現在のお住まいで子どもとのコミュニケーションを最も多くとる部屋は次のうちどこですか?
6)
奥様ご自身は、家計簿や読書などをどの部屋で行うことが多いですか?
グラフ:05 グラフ:06
7)
現在のお住まいで、お子様が勉強をしたり、お絵描きをしたり、遊んだりする主な部屋はどこですか?
グラフ:07
●時間と空間を共有(share)する場所は「リビング」
「リビング」は、親子のコミュニケーションを最も多くとる部屋(76%)であり、ミセスが家計簿や読書などをよく行う場所(67%)、さらには、子どもが勉強や遊んだりする場所(58%)でもあり、家族が時間と空間を共有(share)する場所となっていることが数値として確認できました。
また、子どもが勉強をしたりお絵描きをしたり遊んだりする場所を「リビング」と回答したのは、小さな子どもがいる家庭(第一子未就学児層)では79%であるのに対し、第一子小学生では66%、第一子中学生以上では36%と、子どもの年齢が高まるにつれ、回答の比率が低くなっています。子どもの年齢の高まりにより、活動が「リビング」中心から「子ども部屋」中心へとシフトしていくことがデータに表れています。
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8)
特集でご紹介した、右写真のようなファミリーコーナーをどう思いますか?
グラフ:08
イメージ
イメージ
9)
今度、家を建てるとしたら、上の写真のようなファミリーコーナーを採用したいと思いますか?
グラフ:09
●ファミリーコーナーを採用したいミセス 70%
特集でご紹介したような、オープンキッチンから目の届く場所でお子さんが宿題や勉強をしたり、母親自身もインターネット等を行うことができる『ファミリーコーナー』については、「非常にいいと思う」「いいと思う」という回答が合わせて86%と多くなっています。
また、家を建てるとしたら、『ファミリーコーナー』を「採用したい」という回答は、全体の70%と多くなっています。第一子の年齢別に見ると、子どもが小さいほど、「是非採用したい」と回答した比率が高い傾向が見受けられました。
ミセスにとっても、子どもにとっても、リビングが生活の中心となる家庭の比率が高い結果となりました。
『ファミリーコーナー』を採用したい理由として次のような自由回答がありました。「子ども部屋というのは、友達が来たとき、一人になりたい時、試験や受験の時集中して勉強する時にはとてもいいと思いますが、いつもの勉強で個室を使う必要はないと考えています。ここで勉強しながら、調べ物をしながら、家事をしながらコミュニケーションをとるのは大事ですし、それぞれの姿を見ることは大切です。とてもいい案だと思っています。(38歳/長男10歳・次男8歳・長女4歳)」反対に、採用したくない理由としては、次のような自由回答がありました。「子どもの年齢にもよるが、今は良くても将来的にはどうかと思う。子どもといえども一人の人間。一人きりの時間も大切だと思うからいつまでも監視しているわけにはいかない。(31歳/長女10歳)」
 
調査実施機関:住まいづくり研究所
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