 |
 |
室内におけるホルムアルデヒドの量は、空気1m3当たり0.1r以下(30分平均値)と定められました。
この1m3当たり0.1r以下という数値は、通常の室温20〜25℃で換算すると約0.08ppmになります。 |
※0.08ppmは世界保健機構(WHO)のガイドライン |
 |
ただ、建築基準法さえ守っていればシックハウス対策は十分というわけではありません。
シックハウス対策が施された住宅であっても、日常の住まい方には十分気を付ける必要があります。 |
 |
注意点を以下に記載しますので参考にして下さい。 |
 |
 |
1. |
新築やリフォーム当初は、室内のホルムアルデヒド等の化学物質の発散量が多いのでしぱらくの間は換気や通風を十分行うように心がけて下さい。 |
 |
2. |
特に気温の上昇する夏期は化学物質の発散が増えるので、換気や通風を十分行うように心がけて下さい。 |
 |
3. |
窓を開けて換気する場合には、複数の窓を開けると風の通りがよく効率的に、汚染空気を排出し新鮮な空気を室内に導入することができます。 |
 |
4. |
換気設備はフィルターの清掃など定期的に維持管理をして下さい。 |
|
 |
 |
|
 |
住宅本体以外にも新しい家具やカーテン、じゅうたん、床に塗るワックス等も化学物質を発散する恐れのあるので注意が必要です。また防虫剤、芳香剤、消臭剤、洗剤、化粧品,香水,整髪料なども化学物質の発生源となることがあるので注意が必要です。 |
 |
 |
 |
人に優しい住宅は目には見えない空気に対しこだわりが必要です。
そのためには室内でタバコを吸うことは避けたほうが望ましいですし、排気を室内に出す暖房器具(ファンヒーター等)の使用は避け、排気を外部に出すもの(FF式ストーブ等)など室内空気の汚染が少ない暖房器具を選択するようにして下さい。 |
 |
※高気密高断熱住宅など気密性の高い住宅の場合、開放型ストーブ・排気を室内に出す暖房器具は危険ですので、絶対に使用しないで下さい。 |
 |